今回も熊本県北の菊池地域へ「旅log」の水源巡りツーリングに行ってきました。
今回、紹介するスポットは『湯の水水源』になります。
前回の「若木水源」からの続きで、菊池水源巡りパート2と言ったところです。
今回の水源は、地元ではけっこう有名な水源のようですがひっそりした水源で観光というより地域用の水源と言った感じでした。
私個人の意見として、今回のような水源も地域密着型で大好きです。
樹齢500年以上の杉が目印「杉井川水源」
こちらが「杉井川水源」になります。普通に民家と田んぼの一角にあります。
かなり近くまで行かないと、この場所が水源だと気づかないと思います。
看板や目印になる大きな建物はありません。
樹齢500年以上の杉が周囲よりも目立つので、それが唯一の目印です。
上記の写真の真ん中の高い杉の木が唯一の目印になるかと思います。
特徴としては駐車場として数台止めれるスペースが設けられています。
到着してすぐに地元の方が、ポリタンクに水を汲みに来られていました。
特に急ぎでない場合は、地元の方優先で気長に水源を楽しみましょう。
「杉井川水源」の地図
【水源】「杉井川水源」までの経路のご紹介
以前、紹介させていただいたの 「若木水源」 や「乙姫湧水」に非常に近いので、そちらを参考にされるのも良いと思います。
ちなみに、一番近い高速道路のICは「植木IC」か「北熊本スマートIC」となります。
ただし、高速道路を降りてから下道を20kmほど運転することになり、30分ほど掛かると計算になります。
高速を使ってお越しの際は、途中休憩をおススメします。
菊池エリアには多くのスポットがあり、観光にも休憩にも最高
菊池エリアには、多くの観光スポットがあります。
有名どころは「道の駅 七城メロンドーム」「菊池温泉」「菊池渓谷」など、名前をあげればたくさんの観光名所があります。
もし、菊池エリアに観光の際は、チェックしてみてください。
特に菊池温泉エリアには宿泊施設も多くあるので、観光メインで訪れても満足いくと思います。
疫病から人々を救った伝説が残る「杉井川水源」
調べによると「嘉吉元年(1441年)に疫病が蔓延していた際、合志川の上流にある「鶴の宮」から杉が今の場所に流れ着き、その杉の根元から清水が湧き出し人々を病から救った」という伝説が残っています。
昨今、世界的にパンデミックしている疫病(新型コロナ)もぜひ退治していただきたいですね!
また、この「杉井川水源」は非常に整備が行き届いた水源でした。
注意書きがあり「石をうごかすな ごみをすてるな 天が見る 地がみる 自分がみる 動物の入水だめ のみ水です 水の神より」(※看板のまま)
水の神様からの注意書きが掛かれていました。
立ち寄った方は、ゴミ等を残さないようにしましょう。
こちらにも「野菜のくずはもち帰りましょう」との注意書きです。
手作り感満載の看板なので、非常に目につきますね!
恒例の水温チェック「15.9℃」
8月末の夏終盤の水温です。思いのほか冷たいと思いました。
水を汲みとると、セリアのポリタンクがすぐに結露したので外気温に対して冷たいと感じることが出来ます。
余談ですが、水温を撮影しようと温度計を水から出すとすぐに温度が上昇するので写真撮影に苦労しました。。。
せっかくの「おいしい水」なのでコーヒーブレイク
水源巡りで、あれこれと数時間バイクに乗りっぱなしだったので、邪魔にならない場所でコーヒーブレイクさせていただきました。
車の音などがあまり聞こえてこない場所なので、長居しないなら最高な場所では無いかと思います。
私が訪れた時は、近くにある「菊池市営旭志グラウンド」で中学生のサッカーの試合が行われていたようです。
時折聞こえてくるサッカー選手の気迫のある声が、サッカー好きの自分をさらにリラックスさせてくれました。
【まとめ】熊本県北へお越しの際は、ぜひ「湯の水 水源」へも
地図にも載っていませんし、看板があるわけでもありません。
このような水源は、観光スポットというより地域の重要な水辺だとおもいます。
水源を楽しんだ後に汚さずに『来た時よりも美しく』の精神で楽しみたいものです。
上記でも書いていますが、この杉井川水源には「疫病を退治した伝説」が残っています。
世界的に流行している疫病(新型コロナ)も、ぜひ退治していただきたいですね!
総合評価:72/100点
菊池市周辺には温泉施設や道の駅に有名な『菊池水源』などたくさんあります。熊本県北エリアなので福岡県にもアクセスは良いのもポイントです。
興味が出た方は、ぜひ菊池エリア遊びに来てください!
追伸
この水源巡りのブログでは、「立つ鳥跡を濁さず」「来た時よりも美しく」を進めています。
いっけん豊かな水源は、湧き続けていて無限の資源のように感じるかたもいるかもしれませんが、水は大事な有限な資源です。
もし、このブログを読んで水源に興味を持たれた方がいたら、ぜひ落ちているゴミも持ち帰っていただけると嬉しいです。
皆さんで自然の恵みである水源を楽しんで維持していきましょう!
コメント