九州に住んでいても知らないスポットや魅力がたくさんあります。
今回も相棒「ジクサーSF250(愛称:ジク助)」と共に九州の魅力を発掘・紹介していきます。
今回、紹介させていただくスポットは『池山水源』です。
またもや熊本県阿蘇方面の水源巡りになります。
ほぼ毎週末水源巡りして、早くも6カ所目の水源レポートになります。
今回は、阿蘇郡産山村にある「池山水源」という水源へのツーリングレポートです。
こちらの水源の特徴は、とても有名でアクセスも非常にしやすく周辺にはお食事処もおおくあります。
到着したときは非常に寒かったのに、女性1人旅??の方が熱心に一眼カメラで撮影してました。
実際に訪れてみて本当に神秘的で、まるで「も○○け姫」の『シシ神さま』が出てきそうな神秘的な水源でした。
道中の道は今までの水源巡りの中でもトップクラスに整備されていてバスでも水源に行くことが出来るくらい道幅や道路は整備されています。
【熊本県】神秘と言う言葉がぴったり「池山水源」
噂には聞いていましたが、本当に神秘的でそれでいて気品に溢れている水源といった感じです。
初めて訪れた水源ですが、「息を呑む神秘的空間」としか表現できない水源です。
先ほどから「神秘的」と連呼してますが、本当に神秘的なんです。
ツーリング自体は、非常にアクセスが楽で道も整備されている水源になります。
一番近い高速ICは、大分県の「九重IC」が一番近いインターチェンジになります。
商用時間は九重ICから車で「40分程度」で池山水源に到着すると思います。
また、JR阿蘇駅からレンタカーなどを使うことも出来ます。ちなみに阿蘇駅からの所要時間も「40~50分程度」で到着できる距離です。
道中は、阿蘇の外輪を運転するので、アップダウンや急カーブも多い区間があります。
ただし、道は整備されているので運転に自信が無い方でも気軽に訪れることが出来ると思います。
水源と取水する場所が違います。水源は観光スポットで、駐車場から少し離れた場所に取水専用のスペースがありますので、取水はそちらでお願います。
ちなみに以前紹介した「立岩水源」と非常に近い場所なので両方に訪れるのもありだと思います。
【場所】池山水源の地図
周辺には、多くのお食事処や宿泊施設があります。思い切って一泊二日の旅にもおススメできる水源ではないかと思います。
ちなみに、水源近くに「焼肉正」という赤牛がお肉が食べれる場所に行きたかったのですが、あまりのお客さんの待ちだったので諦めました。
【水源】池山水源までのツーリングの道のり
今回も阿蘇をツーリングするなら外せないルート「ミルクロード」を通るルートでツーリングをすることにしました。立岩水源の時と同様、公共交通機関である「くまもと阿蘇空港」から出発としました。
出発地点のくまもと阿蘇空港から「55km程度の1時間半」のツーリングになります。峠道を多く通る関係上、さすがに途中で休憩を挟んでツーリングを行います。
カーナビには「池山水源」と入力で設定できます
こちらの水源はかなり有名なので、「池山水源」と入力すれば簡単に設定できると思います。
まあ、上記に書いている住所でも可能だと思いますのでナビの設定は難しくないと思います。
また、先ほども書きましたが水源までのアクセスは非常に道が整備されていて、運転に自信のない方でも気軽に行くことが出来るはずです。
阿蘇の大自然の中でのツーリング・ドライブは気持ちがよすぎる
阿蘇の外輪山などツーリング・ドライブするだけで本当に気持ちがいいです。
それでいて、景色も最高なので阿蘇周辺へお越しの際は、レンタカーでもレンタルバイクでも構いませんので風になってみてはいかがでしょうか。
また、途中休憩として「ミルクロード」の途中に『ピッグフルークカフェ』という地元のライダーさんなら誰でも知っている休憩所兼カフェで休憩しました。
一応、店内の撮影は他のお客さんに迷惑なのでしませんでしたが、多くのライダーで賑わっているカフェです。
ツーリングの方だけでなく、自動車でのドライブの休憩所でもあるので天気がいい日は本当に多くの方が訪れています。
ちなみにトイレもきれいに整備されているので、トイレ休憩だけでも最適な場所ではないでしょうか。
水源途中の各所にあるのでしょうか!?
バイクを走らせると、水源の手前にある「水汲み施設」がぽつんと現れました。
もしかすると、自分が知らないだけでいたるとことにこのように、こじんまりとした水汲み場所が点在しているのかもしれませんね。
池山水源には、観光バスが駐車できるスペースがあるので、道中の道もきちんと整備されていて運転するのは本当に楽でした。
もう、神秘的な水源には心を洗われます
かなり大きい駐車場に止めると、写真の先にあるのが水源になります。
取水する場所は、こちらではないのでご注意ください。
ここから先には、樹齢200年以上の木々が迎えてくれます。
そこは、もう「も○○け姫」のワンシーンのような神秘的な空間です。
駐車料金は無料。水源への入場料も無料
かなり整備された水源なのですが、駐車料金も入場料も要りません。
これほど整備されているのに、無料なのは素晴らしいと思います。
この橋を渡った奥が大自然の水源になります。
お賽銭を入れる場所が奥にあるので、よかったらご協力のほどよろしくお願いします。
さすが「全国名水百選」に選ばれるはず
もう、『聖域』という表現もありだと思います。そのくらい、神々しい水源ではないでしょうか。
残念ながら、水源の水には入ることはできません。
しかし、水が本当に透き通ていて「写真」を取ると水中の水草やコケしか映らないです。
本当に綺麗な水だと感じることが出来ます。
お子様連れの方は、ご注意のほどよろしくお願いします。(看板も出ています)
水源の水は、本当に透き通っていて神秘的なオーラがバンバン伝わってきます。
もう、「百聞は一見に如かず」です。皆さんも訪れてみてください。
私が言いたいのはそれだけす。
樹齢200年以上の木々が木陰を演出してくれているので、夏場などは涼しくマイナスイオンがガンガンです。夏場にもう一度来てみたいものです。
「水汲み場」は駐車場から少し離れた場所に整備されています
水源は、観光施設として運用されているようです。
「水汲み場」は駐車場の下段エリアに整備されています。
もう、ひっきりなしに多くの方が取水をされていたので、なかなか写真を撮れなかった。
かなりの量の水が出ているので、人が多くても混雑するようなことにはならないでしょう。
水は、年間通して13℃前後らしく冷たくて、まろやかな水です。さすが「全国名水百選」ですね
※毎回言っていますが、環境保全のために協力金(お賽銭)はよろしくお願いします。
水汲み場の反対側に『うぶやまの水(うぶやま水工場)』と大きな看板がありました。
この水源の水は、販売もされているようです。
【解説】池山水源について
この水源は、昭和60年7月に「環境省認定 全国名水百選」に選ばれています。その一月後の昭和60年8月に「熊本県認定 熊本名水百選」に選ばれています。
水系は、一級河川 大野川水系玉来川の水源となっています。湧水量は、驚愕の「30トン/分」です。
一日の湧水量ではなく1分間の湧水量です。
計算上、1日に43,000トンもの清らかな水が湧水し続けていることになります。
【由来】
古来より、この地域の人々は豊富な湧き水を利用して水田と拓き、悠然と暮らしてきた。いかなる干魃のの年でさえも枯れることなき「泉」に人々は心から感謝し、水神様を祀り、池やその周辺を清掃して清め、毎年8月5日を祭日として、今まで御祭りが続けられている。
昭和51年、池の清掃中に池の底から悠然と一柱の水神様が掘り出された。この水神様は、二百年ほど前にこの地区が大水害に襲われた際、数戸の家屋と共に流失した水神様と見られている。以来、大水害の後に設立された新たな水神様と、昭和51円に見つかった水神様の二柱が共に祀られている。
今もなお、此処より湧き出ている水は、流域にある水田への用水や飲料水として用いられ、人々の暮らしを密着している。
引用元:現地の看板より
そりゃ、これ読むと「神秘的」や「聖域」という言葉が似合うわけだとしみじみ思いました。
【まとめ】阿蘇の大自然が創った神秘、池山水源でした
今回、熊本県の名水である『池山水源』について紹介させていただきました。
これまでの水源巡りの中で群を抜いてトップクラスの水源だと思います。
水源の周囲一帯は、樹齢200年以上といわれる巨木や樹木に囲まれ、湧水は、玉来川となり大野川へ合流して大分県へ流れ込み別府湾へと注いでいます。
この水源には、夏の季節にもう一度訪れて「夏バージョン」の水源レポートをすることにします。
というのも、周辺施設や近場のスポットがあまりにも魅力的な場所なので、もう一度訪れて違った角度のご紹介が出来ると良いかなと思っているからです。
上記の案内看板の写真にもありますが、「うぶやま牧場」「扇田」それに『山吹水源』と、一度では回り切れないほどのスポットがありますからね。
総合評価:96/100点(+αを加味した採点)
もう、この水源は評価するとかの問題ではなく「聖域レベル」なんです!!
阿蘇一帯には採水地周辺にはさまざまな観光スポットが数多く点在しており、超壮大な自然を活かしたグルメなども魅力一つです。
興味を持った方や阿蘇に訪れる機会がある方は、採水地やその周辺のスポットにも訪れてみてはいかがでしょうか。
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