【チャレンジ】第9章 AT二輪の難しさと「見極め」の見極めの巻

バイクネタ

さて、シュミレーション教習をした翌々日に今度はAT二輪の教習です。

教習と言っても、どちらかというと「AT二輪体験」という感じです。

「ATの簡単な使い方」と「ATならではの癖」を大まかに習うという感じでした。

そして、その翌日(土曜日)に、初めての昼間の教習を受けてきました。

土曜日の昼間の教習は、俗にいう「見極め」を受けれる技量があるかを見極める教習になります。

【7時限目】
①AT二輪(ビックスクーター)の使い方
②AT二輪での「1本橋」は、めちゃくちゃ難しい。。。
③車体がデカいので、小回りが全く利かない
④AT二輪は、低速走行が激ムズでした
【8時限目】
①2時限ぶりのMTバイク
②目の前で、「検定中止」を見てしまう。。。
③バタバタしながらコースを回る(コースは覚えてた!!)
④最後はお決まりの「1本橋」の復習タイム

いや~、「8時限目」の昼間の教習は本当にビックリしました。

あの時、「声をかけなければよかったかな・・・」とすら思いました。。。

そして、初めて乗った「AT二輪」は、『原付』とはまるで別物だと感じた次第です。

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【7時限目】初めてのAT二輪は、とにかく怖い。。。

6時限目はシュミレーション教習でしたし、7時限目は「AT教習」でしたので、少々物足りなさを感じながらの教習でした。

以前、色々教えていただいた大型二輪の親切なライダーさんから、「ここのATはめっちゃ運転しにくいですよ」と聞いていました。

ちなみに、あの大型ライダーさんは見事に合格されたようで、今頃大型バイクを買っているのかもしれません。

さて、「AT二輪教習」に話を戻します。あのビックスクーターには、今後は乗らないかもしれません。

それくらい「めっちゃ乗りにくい・・・」という感想しか言えません。

教官から「AT二輪」の大まかな使い方や癖などを口頭で教わりました。

アクセル一つでスピードが出ます(そらそうだ、ATだから)
MTバイクに比べてATは、重たい傾向にあるので低速は難しいです(なるほど・・・)
ATバイクは車高が低いので、倒しにくいです(カーブなど)
教官的に「AT限定のバイク免許」は、強く強くおススメしません!!

以下のようなお話を聞きました。

最後の「教官的に「AT限定のバイク免許」は、強く強くおススメしません!!」は、乗ってみて『なるほど、言いたい事が解る!!』って個人的にも思いました。

【AT二輪】とにかくデカくて乗りずらい印象を受けた

ビックスクーターをこよなく愛用されている方には申し訳ありませんが、個人的な感想として

「とにかく『デカい』『重い』『小回りが利かない』という感想」です。

MT教習ばかり受けてきたので、もしかすると慣れていないだけかもしれませんが、それを見越してもMTのほうが安心して運転できそうな気がします。

たしかに「ちょっとそこまでコンビニに!!」などでは、ビックスクーターのほうが手軽なのかもしれません。

毎日の通勤や通学なら「手軽に乗れるAT二輪」というのも選択の一つなのかもしれません。

アクセル一つで「発進・停止」を操れるし、もしかすると「長時間の運転の疲労度」はMTに比べて軽いかもしれません。

自分の中では「低速のコントロールが難しい」は、個人的にNGです。

「車のAT」には、クリープ現象という車が低速に動く現象があるせいで、「渋滞中はMTよりATは、楽だよね♪」って感じる部分も多いかと思います。

しかし、バイクの場合「渋滞中は『半クラ』で走行する。よちよち歩きで進む」ことが前提なので、「バイクがATの場合、重くて跨って押しにい。半クラ無いからスロットルで調整が難しい」という結論です。

おかげで「1本橋」が全くうまくいきませんでした。そもそも、「前輪タイヤ」が見えないので「勘で乗るしかない」という意味の解らない状態です・・・

ホイールベースが長いので、狭い道が苦手すぎる

「ホイールベース」が長いと、車も同じで『直進性は向上』するけど『内輪差が生まれやすい』ことから、小回りが利かない乗り物になります。

簡単にいうと、細い道が苦ってってことです。すり抜けや追い抜きも苦手っていう事です。

原付(スクーター)も同じ「AT二輪」ですが、原付はこの「ホイールベース」が短いので、それなりに小回りが利くだけです。

この「ホイールベース」が長い事のメリットは、『前後への揺れが少ない』くらいではないかと思います。

「クランク」と「s字」が難しくて、足を着きまくるし・クランク内で初めて止まりました。

自分も「AT限定二輪免許」はお勧めしない

教官が言っていた通り、あのビックスクーターで『卒検』は無理ゲーだと思います。

卒検の課題は、MTもATも同じらしく「AT限定の方はストレートは、ほとんど居ない」そうです。

補習を数回受けると、「普通自動二輪(MT)」と同じ料金になるらしく、メリットが無いらしいです。

自分も乗ってみて、「自分に合っているのはMTだな」と本気で思いました。

しかし、「ビックスクーター」と「スクーター(50cc)」であんなに違うとはびっくりです。

【8時限目】試合で言うなら準々決勝くらい

とうとう、8時限目を受講して問題が無ければ「第一段階の『見極め』を受ける」ことが許される大事な教習時間になります。

この8時限目でボロボロの場合、「お前は『見極め』を受ける資格は無い・・・!!」とお叱りを受けることとなる大事な「一戦」なわけです。

その日は、たまたま土曜日の昼間に教習が取れたので、初めての昼間の教習でした。

しかも、その日は「なんと『卒業検定』時間と同じ時間帯」という周りの人にとっても大事な時間帯でした。

ハプニングは突然に・・・

自分的には、2時限ぶりのMTバイクになります。

時間軸で言うと、1週間ぶりのMTバイクになるわけです。

少しのワクワクと緊張で準備していると、、、

準備室の目の前に『スラローム』と『1本橋』があるのですが、そこで事件が起きます。

まさに大事な大事な卒業検定の車両が『スラローム』に入っていきます。

なんとなく「コーンに近くないか・・・」と思った瞬間。。。

コーンに激突』です。スラローム中のコーンへの接触は『検定中止』を意味します。

自分にははっきりと心の声が聞こえました「やらかした・・・」という声が。。。

検定中なので、周りに迷惑を掛けないようにと思っていた矢先の出来事

周りは自動車もバイクも「卒業検定」の方々が多くいました。

なので、自分も「卒検の邪魔だけはしないように気を付けよう」と思っていた矢先に

目の前の『検定中止』です。

なんと声を掛けたらいいもかと思い、無言で準備室で床をじーっと見ていました。

準備室の不穏な空気・・・

しかも、どうも最後の受験生だったようで、準備室は騒然というか、重苦しい空気に包まれていた気がします。

あまりの重たい空気だったので、たまらず準備室の外に出ました。(とてもいれる状態じゃなかった)

あの空気は、二度と味わいたくない苦い記憶になりそうです。。。

【8時限目】自分の時間が始まります

自分は「見極めの見極め」なので、そんなに緊張する必要はなのでしょうが、目の前で起きたハプニングに少々気持ちが持っていかれていました。

それなのに、教官から「準備運動として『スラローム』をしててください」って、、、

いやいや、目の前でスラロームでの『検定中止』見たばっかりですけど。。。

そんなことを思いながら「スラローム」をしていると、自分がスラロームをしている横で何なら検定中止の方と教官が話しています。

「マジで、やりにくい・・・!!」としか言いようがない。

しかも、そんな時に調子が良い!!電光掲示板に「6.8」だの「7.2」だの好タイムが連発する。

そして、極めつけが「6.4秒」と超ベストタイムが出てしまいます。

第一段階の初心者が、検定中止の方の横で出しいていいタイムじゃないでしょ。

さすがに教官から無線で「もう少しゆっくりでいいですよ」って言われることに。。。

コースAにて、「見極め」の見極めがスタートです。

最初は、教官の後ろをついていく形でスタートしていきます。

コースAは完全に思えたはずなので、コースで迷うことはありませんでした。

そして、いよいよ自分が前になって教官が後ろから「見極め」の見極めが始まります。

その時すぐに、「教官の後ろを付いていくより、自分で走ったほうがラクじゃん」って感じました。

人のペースに合わせるより、自分のペースで運転する方が気を遣わないことに気づきました。

離されると下手なイメージがあるせいか、必死に教官の後ろを付いていこうとするのはストレスだったと今更気が付くとは情けない話です。

おかげで自分のペースで「程よい緊張感状態」で走行できました。

途中で、自動車の検定中と鉢合わせてしまい、とっさに「右足を付いてしまう」というミスと方向指示器の消し忘れが1回ありました(すぐに気づいて消しましたけど)

少し苦手意識があった「クランク」や「1本橋」もバタバタではあったでしょうが、見事にクリアできました。

程よい緊張感の中で、『1本橋のタイム「8.6秒」』『スラロームのタイム「7.4秒」』とまずまずだっと思います。

「見極め」の見極めを終えて

昼間の日差しがそれなりにある時間帯での教習だったせいか、コースを走り終わる頃には息が上がっている状態でした。

自分の中では「程よい緊張感」のつもりでしょうが、身体はきっちり「見極めモード」だったのかもしれませんね。

教官から「かなり、厳しめに判断しますが・・・」と脅されながら。。。

「特に問題な個所は無いです。右足と方向指示器忘れが1回づつが勿体なかったですね」と言っていただき一安心しました。

「見極めも今日と同じように走行してもらったら問題ないでしょう!!」と言っていただけたので、ほっとしました。

ついに次回は「第一段階の見極め」です

時間が少し余ったので、教官から「残り時間は1本橋の練習をしといてください」といわれたので、黙々と練習してみました。

べつに大型二輪を取るつもりはないのですが、大型二輪の方も練習していたので、つられて「10秒台の壁」を突破してみたくなりチャレンジしてみることに

なかなか思うようにコントロールできないので、どんなに頑張っても「10.5秒」くらいが限界でした。

大型二輪の生徒さん(第2段階)は、ベストが「13.7秒」となっていたので『格の違い』を見せつけられた気がします。

【失敗事項】
エンスト:0回(ATにはエンストがない)
右足での着地:なぜか1回でした(とっさの判断が苦手かも)
ふらつき:今のところ大丈夫そう(ATはフラフラでしたが・・・)
転倒:0回(教習車が少ないと気が楽かも)
【教訓】
とにかく上半身の力が抜けると良いパフォーマンスが出せそうです
やっとコースを完璧に覚える(意外と時間が掛かった気がする)
高速走行(40km/h)のやり方が解った(次回にコツを書きたいです)

やっぱり『バイクは楽しい!!』のでこれからも下手ながらでも教習所へ通っていこうと思います。(まさかの4度目です!!)

ついに「第一段階の見極め」までたどり着きました。長いようで短かった気もします。

見極め当日まで、頭の中でコースをイメトレして運転向上に努めたいと思います。

余談ですが、自分が感じているだけなのかもしれませんが「バイク教習所へ来ている男性は、愛想が良い方が多い(全員ではないでしょうが)のに、女性は愛想がいい人と不愛想な人との差が激しい」気がしました。

7時限目の女性は、ニコニコしてバイクを楽しそうに乗っているようでしたが、8時限目の女性は「ブツブツ」文句のような独り言が多くて教官も困っているようでしたし。。。

自分の思い過ごしでしょうか・・・???

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