ゴルフへの向上心が高い方は、アライメントスティックの所有率も高いのではないでしょうか?
ただ、このアライメントスティックの使い方に疑問がある人や正しい使い方をいまいちわかっていない方と色々おられるのではないでしょうか?
「なんか、アスリートゴルファーって感じだけど使い方がいまいち解ってない」
「友達が使っていて、なんだかよさそうだから買ってみたい」
「ツアープロが使っているのを、雑誌で見たから使ってみたい」
上記のような、悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
自分も最初は、なんとなく買ってしまった人なので
(キャディーバックに入ってたら、なんだか上手そうに見える!?)
今回は、自分が思う『アライメントスティックの正しい使い方』を皆さんに伝えられたらと思います。
※練習の効果等のクレームは一切受け付けませんので、あしからず。
【本来】方向性を高めつつ、スタンスなど修正する
このアライメントスティックって、ツアープロたちが使い始めてから世のアマチュアゴルファーに浸透してきた商品です。
元々、ツアープロたちはツアー中の練習場は芝の上からボールを打つため、自分たちが使う練習場にある打ちっ放しのような足元のマットがないです。
そのため、体の向きやターゲットラインを確認・修正するためのスティックを足元やスイング軌道近くに置いて練習するために開発されました。
アライメントスティックの本来の使い方とは、「芝の上から練習する際に方向性を高めつつ、スタンスや体の向きなどを修正するための道具」です。
なので、実は打ちっ放し練習場でアライメントスティックを使うプロはほとんどいません。(居たら、ごめんなさい)
また、特にアスリート系のアマチュアゴルファーが練習場で使っている姿を目にしますが、使い方によっては「あぁぁぁ・・・」な使い方をしている光景を見ます。
【練習場】既にゴルフ練習場のマットにはアライメントはある
皆さんが通っている、ゴルフ練習場のマットって丸ですか??
三角ですか?それとも天然芝上で練習ですか?
自分が通っている練習場には、四角いマットしか置いていません。
というか、それ以外のマット自体を見たこともありません。。。
写真に仮想ラインをマーク(赤枠)してみました。
この練習場のマットには、仮想ライン(アライメント)が少なくとも3カ所ほどボールやスタンス廻りあります。
アライメントスティックを置いてた写真です。
見てみると、有っても無くてもどちらでもいいような気がしませんか?
マットの境目や境界線を使えば、アライメントスティックを写真のように置く必要はないように思えますよね。
自分の知る限り、このようなアライメントスティックの使い方をしている上級者さんは見たことがありません。
何人かのシングルさんに質問しましたが「マットの境目で十分」と言われていました。
正直言いますが、上記の写真のような使い方は自己満足でしかない無駄な行為です。
ゴルフを上達したいのなら、その方法は今すぐに廃止しましょう。
そして、もっと有意義な使い方をしましょう。
【もう少し詳しく】練習場のマットで十分わかるはず
皆さんは、上の画像のスタンスでどちらを向いているか解りますよね。
このままのスタンスで150yの距離を打つと、マットのラインの延長上より右に15yほどズレます。
何ヤードくらいズレるかは置いといて、右に打ち出しそうと解かると思います。
冷静に考えれば練習場でアライメントスティックを使うことは、思っているほど必要では無いということを気づかされますね。
ただ、何となくアライメントスティックを置かないと不安で練習にならないと言われている方は、一度ショットを打つたびにスタンスをほどいてください。
さらに、ショットのたびにボールの後ろに立って仮想ラインを描く訓練をしてみてください。
それだけで十分にスタンスの修正が出来ると思います。
【もっと詳しく】あえて右に打ち出したショットを練習したい時はOK
先ほどの画像を加工してラインを引くと、こんなにもズレているんですよ。
(PCの環境によっては、赤いラインが平行に見ないかもしれませんが、赤いラインはマットと平行です。)
あえて右に打ち出す練習をしたいのであれば、黄色のラインのようにアライメントスティックを設置するのは悪くない練習方法になります。
写真のように、わざと右のターゲットに向かって打つなどの練習でアライメントスティックを置くことは、違う意味で練習になるので積極的にしてもいいかもしれませんね。
あくまでも、マットと平行に打つのであれば必要性が薄いと言うだけで、練習場で全く使わないほうが良いと言っているわけではないので、その点はご注意ください。
【使用例】最も効果的な練習は、パターの練習で使うこと
これをアライメントスティックで行うのが一番のおススメ使用例です。
パターは、数センチターゲットからズレるとカップ入りません。
1mのパットでも傾斜によっては少しのズレが命取りです。
そんな繊細なパターだからこそ、アライメントスティックのような仮想ラインが威力を発揮します。
パターはグリーン廻りかグリーン上で使うことが多いと思います。
ほとんどの皆さんがお持ちのパターは、一番短いクラブではないでしょうか。
一番短いクラブということは、ボールに一番近づきます。
ボールに近づくほど視界は狭くなるので、仮想ライン(アライメント)が狂いやすくなります。
そういった事からも、打ち出し方向と平行に立つように練習が重要になるわけです。
アライメントスティックはパター練習で使用するのがもっとも効果的な使用例だと思います。
300yも50cmも、1打は1打というのがゴルフの世界です。
スタンスを修正する道具ですから、スタンスが一番スコアに直結するパターで使うのは最も効率的なんです。
【まとめ】それでも使い方によっては無限大です
今回は、アライメントスティックの使用例を一部紹介しましたが、アライメントスティックの使い方は無限大だと思います。
そして、絶対に練習場で使うのはNGというわけではありません。
ただ、上級者や上手な使い方を知っている人からしたら、間違った使い方をしている人を見ると勿体ない使い方をしているように見えちゃいます。
せっかく、お金を出して素晴らしい練習アイテムをゲットしているのです。
アライメントスティックを持っている時点で、向上心は持ち合わせているはずです。
正しい使い方や工夫をして使うことで、練習効果がアップするのではなでしょうか。
自分がおすすめしたパターの使用は、即効性と手軽さがあると思いますので試してみてください。
ちなみに自分がこの練習方法でパター練習するようになってから、1ラウンドのパター数が平均-4打少なくなりました。
周りの友達や同僚にも教えてあげてください。(あたかも自分が考えたように教えても全然OKですから)
また自分は、ショットの練習時にある使い方をしていますが、もう少し秘密にしておきます。(色々、公開しちゃうと勿体ないので。。。)
そのうち公開していこうと思いますので、気になる方はコマメにブログをチェックしてください。
皆さんも効果的な練習でスコアアップしてください♪
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