いきなり、難しい話題を持ってきてしまいました。
昨今は、非正規という雇用形態がたびたびニュースになっています。
非正規解雇が何千人になりそうだとか、非正規雇用が日本を滅ぼすだとか、アベノミクスで生まれた雇用は非正規雇用ばかりだとか、ホットな話題ばかりですね。
そんな、非正規雇用者はこれからも永久的に非正規のままなのでしょうか?
それとも、努力次第で正規雇用になる事は出来るのでしょうか?
そんな話題に迫ってみたいと思います。
今回は、サラリーマンの方も読んでみてください。今後のヒントになると思いますよ♪
【下剋上】終身雇用が終わると、チャンス到来です
早速ですが答えを発表します。今後の非正規の方々は、今までより多くの正規雇用のチャンスが確実に巡ってきます。
現在、恐ろしいほどのスピードでグローバル化が進んできたことにより、国内の大手企業は「終身雇用の廃止」を確実に進めています。
日本を代表する「TOYOTA」ですら、「グローバル社会で勝ち続けるには、終身雇用は廃止せざる得ない」と明言しています。
これは、日本社会で今後は「終身雇用」なんて「過去の遺産」という扱いになると思っていただいて間違いないです。
そして、グローバル化と同時にIT化(AI化)もかなりのスピードで進んできています。
一昔前まで「銀行に入社できれば、一生安泰」なんて言われていた時代が終焉を迎えようとしています。
「終身雇用=一生安泰」だと、考えられていた時代は終わりを迎えました。
終身雇用が無くなるということは「正規雇用者≠一生安泰」という意味でもあります。
ということは「正規雇用≒非正規雇用」となるわけです。
そうです。今後は正規だろうが非正規だろうが、能力が高いほうが会社に残ることが出来る(正規雇用)時代になるということです。
未来には「君は、明日からA君(正規雇用)の代わりに正規雇用として働いてもらうから」って言われる時代が目の前に迫っているんです。
ある日突然、正規雇用者と非正規雇用者が入れ替わるなんて日常になるかも知れません。
【AI化】その先に、人間VS.機械の時代も
先ほどの正規VS.非正規は、人間VS.人間の話でしたが、今後は人間VS.機械の時代も当然やってきます。
先ほど触れた、銀行もその一つです。その他にも、不動産・証券・保険・設計・運転手などの業務は、確実に機械に仕事を奪われると思っておいたほうがいいでしょう。
統計学的な経験値による業務は、確実に機械のほうが早くて正確な時代が来ます。
融資先やおススメ保険・一般人に受けそうな家や車の設計などは、AIが人間より確実で素早い判断が出来る時代がやってきますので、このあたりの仕事は人間が不要となります。
また、現代社会では自動運転が目覚ましいスピードで発展していますので、バスやタクシー・電車などの運転手の仕事も機械に奪われます。
【今後】労働環境の変化は、どこへ向かう
今後は正規と非正規の格差は確実に少なくなります。
現在でも、外資系の企業や外国の雇用は「能力がある人を雇う」という雇用形態になっていると思います。
今までの日本のような、とりあえず一括採用してから社員教育して実践を積ませて企業に貢献してもらうスタイルから、そもそも能力がありそうな人材を雇って即戦力として働いて貢献してもらうスタイルに変化していくと思います。
人間VS.機械も同じで、人間より機械が優れた分野から人間を雇用しないで機械を雇用(設備投資)する時代になります。
自動運転の分野は、そう遠い未来ではないと思います。そのうちに運転免許も廃止になる時代が来ると思います。
【仕事】これから雇用とはバトルロワイアルです
今後は、正規VS.非正規VS.機械のバトルロワイアル時代に突入します。
正規は、油断すれば非正規にその椅子を奪われ、労働者は時代の進化によって機械にその椅子を奪われる時代が確実にやってきます。
どうすれば、そのバトルロワイアルから逃げられるかというと、答えは「逃げられません」です。遠い未来では、人間が労働すらしていない可能性だってあります。
さすがに、それは未来すぎると思いますが。。。
機械に仕事を奪われるまでは、しっかり勉強して・能力を身に付けて正規雇用組より確実に会社に貢献すれば、近い未来では、確実に正規雇用組と入れ替わる(下剋上)ことは十分に可能です。
【近い未来】まだまだ機械化が難しい分野
せっかくなので、ここ20~30年くらいは機械化が難しい分野を少し紹介します。
機械化が難しい分野は、医療関係・介護関係・教育関係・保育関係・建設関係・農業、漁業関係・政治関係などです。
医療・介護・教育・保育などの人と人が関わる仕事は、まだまだ機械化は難しいと思います。こういう仕事は、感情がかなり作用する職種なので機械(AI)ではまだまだ無理な部分でしょうね。
建設関係や農業・漁業関係は、やはり人間の手による部分が大きすぎて機械化のスピードは鈍い部分です。
この分野は、応用力が非常に重要な仕事です。「1+1=2」ではなくて「1+1=0.5~1.5」でも成り立つ仕事、むしろ「1+1=2」じゃないほうが優秀な人材だったりする分野なので機械化はまだまだ先ですね。
最後は、政治関係のお仕事です。
これは、政治家が死ぬ気で機械化(AI化)を阻止してくるでしょう。今でも利権・天下りなどなどグレーなお話が多い世界です。
だからと言って、今の政治家が頼りない世界だとしても機械に支配(コントロール)される国には住みたくありませんがね。
上記ののような業種は、スキルだけではなく応用力が非常に重要な仕事ばかりです。
機械に負けない人材とは、応用力に長けた人材なのかもしれません。
【まとめ】非正規だって大丈夫、チャンスはある!
短絡的に非正規だって大丈夫と考えるのは浅はかすぎますが、非正規のうちにスキルを磨き、近い未来の終身雇用終了時代に備えれば、非正規雇用だって十分にチャンスはあります。
そのためにも、自己磨きをして・スキルを身に付けるという努力は怠らないでいてください。
最初にも書いていますが、今後は正規だろうが非正規だろうが能力が高いほうが会社に残ることが出来る(正規雇用)時代になるということです。
この記事を読んでくれた人が、「君は、明日からA君(正規雇用)の代わりに正規雇用として働いてもらうから」って、言われるかもしれんね。
ある日突然、非正規だったあなたが正規雇用者と入れ替わる日が来るかも知れませんね。
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