1月の初旬にスズキから一通のはがきが来ました。
それは、ジクサーSF250(ジク助)の「燃料タンクブリーザホースが接続されていない車両がある」という内容でした。
詳しく読むと、はがきには「保安基準に不適格となる恐れがある」ということです。
「燃料蒸気が、大気中に放出される」とも書いてありました。
しかし、自分の車両からは「ガソリンの匂いのようなものは無い」こともあり、月末までショップへ持っていく機会を逃していました。
ようやく、ジク助をショップへ持っていく時間が出来たので、予約したお話です。
【リコール】はがきが年明けて届いた
実は、このはがきが来る前に「ネットで情報が出ていたので知っていた」ことです。
バイクの情報やバイクでの事故などのニュースは、バイクの教習所へ行っていることから見るようになっていました。
なので、1月初めに色々なサイトやニュースで発表されていました。
ただ、自分は購入したのが12月中旬だったので、対象になるか解りませんでした。
それは、自分が買った「ジク助」は新車ですが展示されているストックの車両だったからです。
リコール対象車両は、次の通りです
ジクサー250/SF250
車台番号 | ED22B-100037〜ED22B-102010 |
製作期間 | 令和2年4月6日〜令和2年9月28日 |
対象台数 | 1,444台 |
ジクサー150
車台番号 | ED13N-100018〜ED13N-101100 |
製作期間 | 令和2年2月14日〜令和2年9月24日 |
対象台数 | 866台 |
購入時期と製作期間にずれがあることがあります。
対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合があるとのことです。
詳しくは最寄りのスズキ販売店に問い合わせしてください。
また対象車の製作期間と購入時期とは異なるので、対象製作期間以降に購入したオーナーは車台番号を確認の上購入ショップへ相談するのが吉です。
自分の「ジク助」は、まさに購入時期と製作時期のズレだったようです。
購入するときも「納車が遅れていて、現社じゃない場合2カ月は掛かるかも・・・」って言われていました。
なので、製作期間が9月まででも購入期間がずれているのは普通のことなのかもしれません。
ましては、現車を購入したので「リコール対象期間の車両」になったんでしょうね。
【連絡】購入ショップへ連絡をして確認する
まずは、購入店に確認すると「確認して連絡をします。」と言われました。
数分後、「確認しましたら、パーツが必要になる可能性があるので、パーツが来たら再度連絡をさせていただきます。」と言われました。
数日後、「パーツが来たので、いつでも大丈夫です。」と言われたので、日曜日に持っていくとショップへ伝えました。
その時に「代車は必要ですか?」と聞かれたので、「お願いします!!」と回答しました。
実は、この『代車』に興味津々でした。
なんせ、自分は「ジク助」と「教習所のCB400SF」にしかバイクは乗ったことがなかったからです。
【ショップへ】ドキドキのリコール対応へ出発
特に難しいこともなく、購入したショップの整備店(購入店と整備店の場所が違うお店なので)へ出発です。
その整備店は、購入店舗から3km程度離れた場所です。自宅からは、10km程度離れた場所にあります。
さすが、日曜日です。天気が良いこともあり、多くのバイクとすれ違いました。
そして、何事もなくショップへ到着です。
特に手続することもなくバイクを預ける
無事にショップの整備店へ到着すると、店員さんがすぐに代車の準備をしてくれました。
時間にすると約5分くらいだったので、近くにある契約済みを遠目で眺めているくらいしかなかったです。
事前に予約していたこともあり、かなりスムーズに対応していただきました。
これから、「ジク助」は約1日程度リコール部分の点検等で初入院です。
ついに代車がきた(100ccのスクーター)
さすがにショップで写真を取るのは気まずいので、近くのコンビニで撮影です。
あまり外観を写してしまうと、代車を貸していただいているショップにご迷惑を掛けていけませんので、ごくごく限られた車体の一部に留めておきます。
いや~、100ccのスクーターとは聞いていたけど、「HONDA Spacy100」という100ccのバイクは知らなかったし、初めての原付以外のスクーターです。
【代車】Spacy100というスクーター
ネットで調べてみると、かなり古いスクーターのようです。
2003年から2008年まで生産されていたバイクのようです。
しかし、未だに乗られている方もいるようで、さすがHONDA車といったところでしょうか。
初めてのスクーターで自宅へ帰る途中に一番感じたこと。
初めてのスクーターは、スリル満点。。。
それは『ぜんぜん、ブレーキ利かねえ・・・・!!』ということです。
これが、車体の老朽化のせいなのか?整備のせいなのか?それとも100ccのスクーターってこれが普通なのか解りませんが、とにかく「ブレーキが利かない」と感じました。
しかも、ニーグリップ出来ないからなんとなくフラフラするし。。。
自分の運転技術不足のせいもあり、60km/hまで出すのも怖かったです。。。
でも、スリルだけは満点で、運転中はヘルメットをかぶっていることを良い事に爆笑しまくっていました。
さすがに代車を乗り回すのを諦めました
とにかく自分の技術不足がかなりの影響を及ぼしそうなので、このスクーター君は自宅まで安全運転で帰るまで使うことにしました。
そして、リコールの終了の連絡があるまで自宅待機していただくことに。。。
もし、自分の所有しているスクーターなら、かなり面白い「チョイノリおもちゃ」になりそうですが、あくまでも『代車』なので諦めます。
1週間くらいの代車なら、チョイノリで遊びに出かけることも考えられますが、1~2日程度の代車なので慣れる前に返却するし、安全を考慮して乗らない選択をしました。
【リコール修理】翌日に完了の連絡を受けました
自分が預けているショップは、整備や修理が立て込んでいるらしく時間が掛かりました。
もしかすると、店舗によっては即日点検・修理できるショップもあるかもしれません。
その辺は、やはりショップへ直接連絡して確かめるのが良いと思います。
代車でショップまで運転して、無事に代車の返却です。
ジク助の引き渡しと説明を受ける
さて、無事にジク助の引き渡しをしていただきました。
そして、今回のリコールの説明を軽くされました。
まあ、なんとなく解っていた内容なので聞き流した部分が多いですが。。。
それから、整備手帳を渡して書き込んでいただき、無事終了です。
2日間の入院とはいえ、やはり自分のバイクが一番ですね♪
帰りは、日も暮れてしまっているので「安全運転」で帰りました。
引き渡しの説明や確認の所要時間
時間にすると、20分程度だったと思います。
夕方6時前に到着して6時15分頃には帰り始めた感じです。
説明と確認と整備手帳へ記入??くらいなので、混雑していなければそれほど時間が掛からないと思います。
自分の場合はリコール対応が店舗の繁忙と重なっていたので2日間でしたが、忙しさを避けることが出来るなら即日でも可能だと思います。
ショップの定員さんも「忙しくないなら、当日にお渡しできるのですがスミマセン」と言っていたので、バイクがないと困る方はショップに問い合わせてみてください。
【まとめ】無事にリコール対応は終了しました
無事にノントラブルでリコール対応は終了です。
何かトラブルになる要素は皆無なので、普通に終了するのが当たり前ですけどね。
さて、気になる方がいるかもしれないのでおさらいさせていただきます。
ざっと、こんなところでしょうか。
急な引っ越しによる住所変更などが無い限り、基本的にハガキでお知らせが来ます。
いくら車検が無い車両でも「車検証」は存在するので、その住所へ届くはずです。
そのハガキが届いていない場合は、『対象外』なはずなので気にしなくてもいいと思います。
それでも、気になる方はスズキのサービスやショップに確認したほうが良いです。
本来リコールは、不具合なので早めに対応するほうが精神的にも車両的にも安心です。
なので、『ジクサー』に乗られていてハガキが来ている方は早めに対応しましょう。
そして、末永く『ジクサー』で快適な「バイクライフ」を贈られてください。
今回、リコール対応について書いてみました。誰かの参考になれば幸いです♪
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