皆さんこんにちは、『リーマン人生「それロンです♪」塾』の「それRON」です。
この記事を見ているというということは、何らかの理由でサッカー審判に興味がある方ではないかと思います。
しかも、おそらく保護者審判として取得することが目的な方が大半ではないでしょうか。
自分は、息子がサッカーをしている関係で4級審判を再取得することになったのが7年前のことです。
独身時代に地域サッカー・フットサルをしていた時に、サッカーとフットサルの審判を持っていましたが、引退して更新も止めました。それが、約15年前くらいだったと思います。
そして再度7年前に4級審判を取得し、更新し続けています。しかし、普通の資格とはずいぶんと違うことも多いので記事にしてみました。
そんな4級審判を取得するうえで必要なこと、取得することで見える違った景色を伝えられたらいいかなと思います。
審判取得に必要なもの
では、サッカー審判で必要なものは何かというと・・・
それは、、、、「サッカーへの無償の愛」です。以上です、っていうかこれだけです。
そもそもサッカー審判には、4級審判員から3級審判員・・・国際審判員という具合に上には上があります。
国際試合でジャッジする審判から、未就園児のサッカーでジャッジする審判とあるのです。
国際審判員なんてサッカーでプロになるより狭き門です。
(国内の国際審判員は、男女合わせても20人ちょっとしかいません)
しかし、サッカーのルールは幼稚園児のサッカーも国際試合のサッカーも基本同じです。
(正確には、サッカーコートの大きさやちょっとした事が違います)
酷な言い方かもしれませんが、サッカーを趣味で観戦すらしない方はサッカーの審判取得はお勧めできません。
サッカーが好きじゃないとそもそもサッカーの審判は出来ないと思います。
後にも触れますが、審判の実務は精神的につらい部分も多いです。
資格取得の講習会
各都道府県のサッカー協会が年に数回やっている講習会に参加しましょう。
講習会に参加するには、JFAのID登録が必要です。
各都道府県によって開催時期が微妙に違うので、自分の住所の県(活動する県)で受けられることを強くお勧めします。
(住所と違う県で受けてしまうと自分の県で審判する際は手続しないといけません。しかも追加でお金も必要です)
審判員は、あくまでも講習を受けた県所属の審判員になるのでご注意ください。
ちなみに、審判員の資格は更新制となっています。
更新は、年度毎での更新となりますので4月1日から翌年の3月31日まで審判員の活動ができることになります。
初年度の審判取得の場合は、翌年の3月31日までです(9月に取得しても翌年の3月末までになります)
ただし、来年度も審判活動を行う場合は更新手続きだけで来年も活動できる事になっています。(ただし、更新手数料等だけ掛かります)
それ以降(3年目以降)の更新は、講習会もしくはe-ラーニングでの講習を行わないと更新できません。
肝心の講習会に参加する際は運動しても大丈夫な格好でお願いします。
地域によっては講習と試験だけのところもありますが今からサッカー審判員になる予定の方々です。恰好からとは言いませんが、ジーパンで講習会は・・・
さてさて、気になる人は気になるかもしれませんが、講習内容や試験の話は割愛させていただきます。
理由は、、、この記事で一番言いたいところでもあるので最後に解ると思います。
資格取得してから
講習も無事に終わり試験もパスすれば、国際試合で吹いている審判と同じルールの下で審判活動ができるようになります。
審判できる試合の規模に差はありますが、審判服を着てワッペンを付ければそれは立派な審判員なのです。
おめでとうございます。胸を張って審判活動を頑張ってください。
しかし、いざ審判するとなるとマジで緊張します。(泣きそうになることも・・・)
しかも、かなりの確率で誤審します。(私は最初のうちはかなり誤審をしたもんです)
なので、最初は練習試合などを率先して審判してください。練習試合は審判の練習試合でもあります。
とにかく場馴れでしか誤審は防げないと思ってもらって結構です。(時にはクレームも入ります)
4級審判は、取得より実務(審判活動)のほうが何百倍も精神的にきついので頑張るしかありません。
ビビッて遠慮していると、いつまでたっても上手くなりません。経験あるのみです。
最初は難しいジャッジも経験すると何気なく正確な判定をできるようになります。
しかも、他人が見ていてもビックリするくらい上手になります。
だから、頑張ってたくさん練習試合で経験してください♪
審判取得で見えてくる景色
今まで書いてきたことを真面目に考えると、審判取得を考え直す人も出てくるかもしれません。
そもそも審判取得の最速の道とか言っておいて、講習内容や試験を割愛するって、どういうこと・・・
途中の記事には泣きそうとか精神的にきついとか、かなり消極的な言葉が並んでるし、こんな声が聞こえてきそうなので、まとめと私個人の思いです。
講習内容や試験の話は割愛させていただいた本当のところは、以下の通りです。
上記で書いた「サッカーへの無償の愛」がある方にとっては、講習内容や試験を詳しく掘り下げる必要はないと思います。
そして、これも上記で書いてますが国際試合も地域サッカーも中学生も小学生もルールは同じです。
講習内容や試験問題は、テレビや生でサッカーの試合を観戦すれば覚えられるからです。
プロの試合は、リプレーと解説付きで見れますのでルールブックを熟読するより明らかに最速でルールを覚えられます。
そうです、、、
4級審判取得の最速の道は、サッカーを好きになってたくさんの試合を観戦する事なんです。
そうすれば、自然とルールを覚えるし審判の動き方もなんとなく解ってきます。
今のプロの試合ではVARの導入により、プロの試合でも起こりやすい誤審が解説付きで見れます。
まとめ
これから4級審判を目指す保護者の方々は子供と一緒にサッカー観戦をたくさんしてください。
サッカーのルールを知っているだけで、周りのお父さんやお母さんより見える景色も違うし
(ほかの保護者の方々に試合中に質問されたりするので、私は保護者同士のコミュニケーションも多くなりました)
なにより、子供と一緒にサッカーへの理解度や親しみが大きくなるに違いありません。
記事の中ではちょくちょく厳しい表現も多いかもしれませんが、険しい先で見える景色は他の人とは違った面白い景色が待っています。
仮に審判更新止めても、サッカーを好きでいつつけることができるし
サッカー観戦を趣味に地元のプロチームを応援するなどの楽しみも増えます。
4級審判を取得するということは、子供と一緒にサッカー人生を歩むことになります。
子供や仲間と一緒にサッカー人生を楽しむ一歩を踏み出してはいかがでしょうか。
今日は以上です。 「起立! 気をつけ! 礼!」
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