5月の中旬ともなると、梅雨心配になるシーズンです。
そして梅雨が明ければ『本格的なツーリングシーズン』、夏になれば雨の日も少なく入道雲を横目に海沿いをツーリングなんてすばらしい季節が待っています。
しかし、夏は暑さとの戦いでもあるのがバイク乗りが乗り越えないといけない試練でもある。
なので今回は、猛暑でのツーリングを少しでも快適に過ごせるジャケットを紹介していきたいと思います。
【危険】どんなに暑くても半袖・半ズボンは止めよう
走っているならまだいいけど、猛暑時の信号待ちで「長袖と長ズボンなんて暑すぎて無理!!」と叫びたくなる気持ちは痛いほど解ります。
ただ、少しだけ冷静に考えてみましょう。
万が一、転倒したら肌の露出が無い長袖と長ズボンを着ることで痛い思いをしないで済むかもしれない。
そして、あの痛い日焼けをしないで済むということです。
転倒した時に『地肌』だったら・・・
普通に想像するだけで鳥肌が立ちそうですが、地肌でアスファルトを滑ったら痛いレベルをはるかに超えるでしょう。
運動場で体育の時間にコケて擦りむくレベルとは、次元が違いすぎます。
意外に日焼けします・・・
走行中は、それほど暑くないので、日焼けしなさそうな気になりますが、確実に日焼けします。
水泳選手がガッツリ日焼けしているのと同じで、風が当たっていたり水で体が冷えているからと言って日焼けしないわけではありません。
特にロングツーリングなどで、数時間も炎天下の中で運転するなら長袖は必須になります。
【サイズ】夏用ジャケット選びのポイント
いくら防御力が高くても通気性が悪く・蒸し暑さMAXなら意味がありません。
夏のジャケット選びに重要なのは、通気性と防御性をどれだけ兼ね備えるかにかかってくるのではないでしょうか。
真夏は『フルメッシュジャケット』一択になってくる
東北地方や比較的に夏でも過ごしやすい地域の方は、ハーフメッシュや薄手のジャケットでも乗り切れるかもしれませんが、私のような南国の人間は、夏場はフルメッシュ一択になります。
もう、梅雨明けしたら日中は30℃超えることも普通ですし、夕方や夜も25℃前後が普通になるので『フルメッシュ』一択しかありません。
というか、真夏のバイクでの信号待ちはフルメッシュでもかなり暑いと思います。
フルフェースに長袖ジャケットでの信号待ちは、ある意味で「罰ゲーム」でしょうね。
メッシュジャケットの特徴
メッシュジャケットと言っても、「フルメッシュジャケット」や「ハーフメッシュジャケット」とジャケット全体がメッシュ素材でできているモノと、一部がメッシュ素材でできているモノに分かれます。
- フルメッシュジャケット
何はともあれ、通気性重視のジャケットになります。走行中は風の通りが良くて、かなり快適に運転できます。
黒系の色を選らばなければ、信号待ちでもそれなりに耐えられると思います。(シルバーや白などが快適度が増します)
さすがに30℃を大きく上回ってくると、信号待ちはどの道『罰ゲーム』になってしまうでしょうけど。
- ハーフメッシュジャケット
フルメッシュに比べて「通気性」は劣りますが、デザイン性に優れたモノが多いです。
生地の自由度が上がる分、デザインがしやすく「おしゃれなジャケット」が多いのが特徴です。
ただし、信号待ちがフルメッシュに比べて暑さを感じるので初夏などの比較的に過ごしやすい季節や地域の方は「ハーフメッシュジャケット」は、かなりおススメです。
防水性や撥水性は、諦めましょう
夏用ジャケットの多くは『メッシュ素材』を多く取り入れています。
なので、当たり前ですが風を通すと同時に雨も通します。
撥水加工されていて「ベンチレーション」機能があるジャケットもありますが、雨への防御性は高い代わりに暑さの対策はかなり厳しいので、春先や秋口までが限界なような気がします。
夏用ジャケットをお探しの際は、素直に防水性や撥水性は諦めましょう。
【おすすめ】メッシュジャケット
【コミネ(KOMINE) バイク用 ライディングメッシュジャケットレジェンド】
フルメッシュで通気性抜群のメッシュジャケットです。
リフレクターやCE規格ハードプロテクターの標準装備で、別売りで多くのオプション対応などライディングジャケットとしての機能も充実。
ネイキッドからスポーツバイクなど、幅広いバイクに似合うジャケットです。
Amazonの評価も多くの方が高評価されているので、おススメできるジャケットではないかと思います。
【RSタイチ(アールエスタイチ) RACER(レーサー)メッシュジャケット】
ハーフメッシュジャケットですが、通気性はバツグンのジャケットです。
私個人的には、デザインがカッコいい。RSタイチのジャケットは黒系が多いので真夏には注意が必要かもしれませんが、それと引き換えにかっこよさが素晴らしい。
標準装備の肩・肘・背中の各プロテクターが付いていますが、別売品のCE LV.2プロテクターにてアップグレードが可能で安全性にもかなり配慮されています。
【まとめ】メッシュジャケットで真夏を乗り越えよう
真夏の快適なツーリングをするためにも夏用ジャケットは必須アイテムだと言い切れます。
また、安全性を考えるうえでプロテクター付きのジャケットを推奨しますし、私自身は着用するように心がけています。
朝夕の気温が低い時に寒いことがある、などのデメリットもありますが、夏用メッシュジャケットもインナーを工夫すれば幅広い気温に対応できると思います。
通気性が高いメッシュジャケットを着こなして、楽しい楽しい真夏のツーリングを快適に過ごしましょう。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください!!
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