引き続き、熊本県の県北の玉名市北東部へ「旅log」の水源巡りツーリングに行ってきました。
今回、紹介するスポットは『小田瀬戸口公園』になります。
こちらの水源は、あの伝説のマラソンの父こと「金栗四三」が晩年過ごした住家の裏にあります。
思ったよりも熊本県北エリアには、たくさんの水源があるので紹介し甲斐があますね。
また、今回紹介する「小田瀬戸口公園」は『熊本県平成の名水百選』に選ばれている場所です。
今回は、そんな「小田瀬戸口公園」を詳しく紹介させていただきます。
瀬戸の滝から豊富に流れ出す『小田瀬戸口公園』
こちらの「小田瀬戸口公園」は熊本県玉名市の北東部にあり、現地に行くまでの道幅は少々狭いですが、駐車スペースが広く整備されている公園です。
小田瀬戸口公園には、「瀬戸の滝」と言われる小さな滝があります。
その滝を中心に整備された公園です。
瀬戸の滝より取水口を整備して、現在では誰でも手軽に水汲みを出来るようなっています。
色々調べてみると、水源は「小田瀬戸口公園」となっていて、公園は「金栗瀬戸口公園」となっていてどちらが正式名称なのか解りませんでした。。。
「小田瀬戸口公園」地図
【水源】「小田瀬戸口公園」までの案内経路
いつものJR熊本駅からの経路の紹介をすると、国道3号線を北上し国道208号線を北上し続けます。
玉名市街地の手前にある県道３０９号線（瀬川玉東線）を和水町方面へ北上。
バイクや軽自動車などは、JR熊本駅から県道30号線を北上して国道208号線へ合流するルートもありますが、道幅や休憩などを考えると国道3号線からのルートのほうが安全で快適です。
この小さな看板の脇道を下った先に「小田瀬戸口公園」があります。
この脇道の下り坂は、道幅が狭く対向車とすれ違うのが苦労するので注意してください。
写真の通りバイクだと気になりませんが、軽自動車でも離合するのはかなり難しいです。
今回の水源巡りは、休憩なしで行いました。
JR熊本駅から距離で言うと『28ｋｍ』ほどで、混雑する時間を避ければそれほど時間が掛からなかったからです。
実際、私がバイクで水源までの運転時間は「45分程度」でした。
夏の暑い日に涼を求めて「小田瀬戸口公園」
暑い時期には最高に涼が楽しめそうな公園です。
水源も綺麗に整備されているし、反対の公園もかなり整備が行き届いている印象です。
前回紹介した「一つ目水源」もホタルで有名でしたが、こちらも大きな看板でホタルをアピールしています。
ホタルはきれいな水辺に生息するんで、こちらの公園の水質も素晴らしいと思います。
また、マラソンの父と言われる「金栗四三」のゆかりの地となっているので、『金栗四三先生年譜』が掲載されていました。
恒例の水温チェックは「15.8℃」
水温は「15.8℃」となっていますが、夏の天気がいい日は『冷たくて気持ちがいい』と感じるちょうどいい水温ではないでしょうか。
撮影日は外気温が高かったので、写真の通りボトルの外側がすぐに結露しています。
真冬だと、どの程度の温度変化があるか気になるところではありますね。
【コーヒーブレイク】美味しい水でコーヒーを飲む贅沢が最高
水汲み場の裏に大きなベンチがあるので、コーヒーを淹れさせていただきました。
廻りの木々がいい具合に木陰を作ってくれるので、すごく気持ちがよかったです。
幹線道路が近くに無いので、非常に静かで木々が揺れる音、水が流れる音など自然の音しか聞こえない。
非常にリラックスしてコーヒーを楽しむことが出来ました。
【散策】金栗瀬戸口公園をのんびり散歩
せっかくなので、水源の迎えにある「金栗瀬戸口公園」を散策してみました。
こちらも、すごく静かで落ち着いた空間の公園です。
脇に水源の水が小川を作っていて水が流れていました。
水辺の花には、蝶々が蜜を求めて集まっています。
それほど長い時間を公園で過ごしたわけではなのですが、非常にリラックスとリフレッシュできたと思います。
【まとめ】静かでリフレッシュできた「小田瀬戸口公園」でした
なんと言っても、今回の水源は「風情とリフレッシュ」がいい具合に調和されている水源でした。
豊かな自然を公園として残しつつ、水源もきちんと管理されていているのは数多く水源巡りしている中でも少ないです。
また、近くには「金栗四三の住家・資料館」もあります。
散策だけでなく、マラソンの父である金栗四三氏についても勉強出来ますね。
アクセスも決して難しいわけではないので、初見でも観光は可能だと思います。
総合評価：80/100点
玉名市には新幹線の駅「新玉名駅」がありますし、熊本県北エリアなので福岡県にもアクセスは良いのもポイントです。
ぜひ、歴史的偉人や水源にホタルに盛りだくさんの水源に足を運んでみてはいかがでしょうか。
追伸
この水源巡りのブログでは、「立つ鳥跡を濁さず」「来た時よりも美しく」を進めています。
いっけん豊かな水源は、湧き続けていて無限の資源のように感じるかたもいるかもしれませんが、水は大事な有限な資源です。
もし、このブログを読んで水源に興味を持たれた方がいたら、ぜひ落ちているゴミも持ち帰っていただけると嬉しいです。
皆さんで自然の恵みである水源を楽しんで維持していきましょう！
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