【旅log】バイク専用!?険しい水源『仙寿の森 湧水公園』へ水源巡りツーリングへ行ってみた!!

旅log

今回は熊本県の県北の山鹿地域へ「旅log」の水源巡りツーリングに行ってきました。
今回、紹介するスポットは『仙寿の森 湧水公園』になります。

初めに、今回の水源はかなり危険な道を通行することになり、水源巡りをしたのはいいけど「ブログ」への掲載をするか考えたくらいです。
以前の豪雨災害で道路がかなり被災し、復旧工事途中の道もかなり多くあり、途中に通行止めの看板や工事中の看板など数多くの険しい道が経路に含まれています。
地元の方が曰く「軽自動車は通れるけど、普通車は厳しいから看板が出ているんだと思うよ」とのことです。

なので今回の水源は、あくまでも「現時点ではバイク専用の水源」としておきます。

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とにかく険しいく細い道ばかり「仙寿の森 湧水公園」

最初にも書きましたが、道中はかなり険しい道ばかりで私自身もたどり着けるのか自信がありませんでした。
菊池川周辺と球磨川周辺は、昨今の豪雨災害で激しい被害を受けていて、水源も無傷ではなく近づけない水源も多くあります。

今回の『仙寿の森 湧水公園』は、そんな水源の中でも被害が少なかった水源の一つではないかと思います。

また、道中こそ険しいですが到着すれば自然豊かで水も豊富に湧き続けている水源で、訪れた際は地元の方が軽トラックでたくさんのポリタンクに水を汲みとられていました。
その地元の方がお声をかけてくれて、少し話しました。
「3日に1回くらい来ているそうです」
「久しぶりに地方の方に水源であった」
「道中は大変だっただろうけど気を付けてね」
などなど気さくに声をかけていただき、なんだか心もほっこりすることが出来ました。

「仙寿の森 湧水公園」の所在地
〒861-0604 熊本県山鹿市鹿北町椎持
駐車場:有り (数台くらい)
取水料金:無料(向いに参拝する場所があります)
トイレ:無し(周辺に無し)

2021年6月現在では、険しい道のりばかりなのでご注意ください。
今回の水源への道中での事故・トラブルの責任はご自身でお願いします。

「仙寿の森 湧水公園」の地図

※かなり道幅も狭く、道中には工事中の道があります。事故やトラブルには注意してください。

【水源】「仙寿の森 湧水公園」までのバイク専用の経路のご紹介

くどいようですが、この水源へ行く際は自己責任でお願いします。
途中までは、普通に観光地巡り感覚で気楽に行けますが、途中から険しさは『山林道クラス』です。

県道18号線から水源まで道です。
このような道が数キロ続きますので、乗用車ではかなり険しくておススメできません。
私もバイクとはいえ「ジクサーSF250」というフルカウルのスポーツ系のバイクだったので、かなり気を使いました。

写真も安全にバイクを停車できる場所での撮影なので、これより厳しく路面が濡れている道が多くあります。
もしバイクで訪れてみたい方は、ツアラー系やオフロード系のバイクがいいと思います。
個人的な感想として、いくらバイクだからと言って大型バイクやアメリカンのバイクでは、安全に通行できるかすら不明なのでおススメできません。

さて、恒例なので一応ですが経路の紹介をさせていただきます。
いつもの熊本駅からのスタートとし、ひたすら北上するルートです。
九州の大動脈である『国道3号線』がメインの道路となり、国道3号線~県道18号線~険しい山道という経路です。
国道3号線から県道18号線までは比較的に通りやすいので、乗用車(普通車)でも十分に通行できます。
そのうち掲載予定ですが、手前に「湯の水水源」「岳間水汲み場」がありますので車でお越しの際はそちらをチェックされるといいと思います。

県道18号線を通行する辺りから、道が空いていて山林の木陰も多くなり夏場のツーリングには気持ちがいい道になるのでプチツーリングなんかには最高かもしれません。

休憩は「道の駅 鹿北」がおススメ!!

少し遠回りになるのですが、国道3号線沿いになる『道の駅 鹿北』が超おススメです。
なぜ、おススメかというと『夏の期間限定で、プールを楽しめる』からです。
私も色々な道の駅を利用してきましたが、「プール」がある道の駅はここしか知りません。

道の駅に温泉が併設されている道の駅はそれなりに訪れたことがあるのですが、「プール」が併設されている道の駅はめずらしいと思います。
しかも、このプールの水は「親水プール」といわれていて、地下水を利用したプールだそうです。

夏の時期になると多くの方が訪れていて、私もこの道の駅のプールだけに家族で行ったことがあるくらいです。
おススメの道の駅なので、ぜひお立ち寄りください。

隠れた名水・隠れた秘境「仙寿の森 湧水公園」

険しい道のりの先に現れる「仙寿の森 湧水公園」です。
湧水公園という名前ですが、現在は公園というより水汲み場のようになっていて入場料等はありませんでした。

再三、普通車で訪れるのは難しいと言っていますが、普通に水源廻りは清掃・整備が行き届いていました。
おそらく地元の方々が、維持管理されているおかげではないかと思います。
このような山林に住まれている方の乗用車は『軽トラック』なので、通ってきた険しい道でも大丈夫なのかと勝手に想像しています。

一応、入り口に朽ち果てた看板があります。
その看板には料金「200円」と書いてありますが、どのように徴収しているのかは不明でした。
看板の「不思議」という文字だけは擦れていないのが、むしろ「不思議」なんですけどね。

恒例の水温チェック「14.3℃」

最近、恒例になった水温チェックです。
デジタル水温計は「14.3℃」となっています。
6月の晴れた暑い日の水温なので、年間通して安定した水温なのかもしれません。
手で触るとかなり冷たく感じて、パイプから出ている水に頭を突っ込みたくなる気持ちよさでした。

水汲みに訪れていた地元の方が教えてくれたのは
「夏場は来れるけど、冬場は道が凍ったりするから軽トラでも厳しい日があるよ」
「途中の道が険しいから帰りは「用心」して帰ってね」
など、声を掛けていただき教えてくれました。

水汲みの向い側に参拝する場所があります

ありがたくお水をいただいた後に、「旅の安全」「水源への感謝」を込めて参拝させていただきました。
入り口の看板の『利用料200円』は、こちらのお賽銭箱に納めさせていただくこととしました。

また、古いですが水質検査表も掲載されていたので、水質が心配の方も少しは安心できるのではないでしょうか。

【まとめ】チャレンジしてみたい方は、ぜひ「仙寿の森 湧水公園」へ

まさに険しい道へのチャレンジ精神を掻き立てる水源、「仙寿の森 湧水公園」でした。
よくYouTubeなので、「酷道にチャレンジ」的な動画がアップされていますが、それジャンルにアップできるくらい険しい道路が待ち受けています。
完全に自己責任ですが、「我こそは!!」という方はチャレンジしてみるのもありです。

そして今回の水源巡りでは、「仙寿の森 湧水公園」を訪れるのを皮切りに「湯の水水源」「岳間水汲み場」も訪れています。
まさに『水源巡りツーリング』を堪能させていただきました。
次回以降に「湯の水水源」「岳間水汲み場」も紹介しようと思っています。

【それRONの勝手に水源評価】
  • 水源名:仙寿の森 湧水公園(熊本県)
  • アクセス     :★☆☆☆☆(酷道すぎる)
  • 駐車・駐輪スペース:★★★☆☆(目の前に止められます)
  • 取水の手軽さ   :★★★★★
  • 周辺施設の充実さ :★★☆☆☆(少し下山すればあります)
  • リピートの可能性 :★★★☆☆(バイクでなら★5)

総合評価:56/100点

普通車で行けない時点で高評価は厳しいのが現実ですね。
バイクでチャレンジする分には、楽しい人もいるかもしれませんが安全は対象外です。
それでも言ってみたい人は、大自然豊かな水源が待っています!

もし、気になった方は(くどいですが自己責任で)チェックしてみてはいかがでしょうか。

追伸
今回は恒例の『コーヒーブレイク』は無しで次の水源に向かっています。
そもそも、それなりに整備された休憩場所やアスファルトの駐車場が無い場所で火を使うのも怖いと思いますので、今後は整備されていない水源では『火気厳禁』の予定です。
今後は自前のテーブル等の安全対策を講じて出来るように考え中なので、その時までしばしお待ちを!!

この水源巡りのブログでは、「立つ鳥跡を濁さず」「来た時よりも美しく」を進めています。
いっけん豊かな水源は、湧き続けていて無限の資源のように感じるかたもいるかもしれませんが、水は大事な有限な資源です。
もし、このブログを読んで水源に興味を持たれた方がいたら、ぜひ落ちているゴミも持ち帰っていただけると嬉しいです。
皆さんで自然の恵みである水源を楽しんで維持していきましょう!

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