熊本県の県北の菊池エリアへ「旅log」の水源巡りツーリングに行ってきました。
今回、紹介するスポットは『若木水源』になります。
こちらの水源は、当ブログで紹介した「乙姫湧水」という水源の近くに位置しています。
熊本県北エリアには、菊池エリアに山鹿エリアにと多くの水源が点在しているのでツーリングが楽しくて仕方がありませんね。
今回紹介する水源は、有名な水源と言われればどちらかというとマイナー水源ですが「くまもと名水100選」に選ばれている水源です。
そんな、「若木水源」を水源ツーリングとして紹介させていただきます。
昔から地域の人たちと共に「若木水源」
今回の若木水源は、菊池市内の温泉街から車だと約20分ほどの山間部にあります。
昔より地域の飲み水や農業用水に使われている地元に親しまれている水源です。
熊本にある水源の中では、メジャーな部類の水源には属していないかもしれませんが、「くまもと名水100選」に選ばれているので、水源の整備はけっこう行き届いている印象です。
ちょっと残念なのが、明確な駐車場が無いという事です。
調べてみると、近くの自動販売機の横に止めて水汲みが出来るようですが、黙認なのか公式なのか解りませんでした。。。
「若木水源」の地図
「若木水源」までのツーリング経路の紹介
熊本市内から向かう際は、大津方面へ行ったのちに国道325号線を北上し、県道329号線をさらに北上するのが一番スタンダードなルートではないえしょうか。
距離的に「阿蘇くまもと空港」からだと、おおよそ35分程度で行ける場所です。
ただし、水源の入り口が非常に解りにくくて、バイクでのツーリングですら入り口が解らなくて苦戦しました。
入り口の写真を載せときますが、目印らしい目印はありません。
写真の坂を下った先に水源があります。(徒歩推奨です!かなり狭いです)
私は、うかつにもバイクでこの坂を下ってしまいました。
この下り坂の先は行き止まりになっていて、しかも道幅が軽自動車でも厳しいくらいの道幅です。
250ccのバイクですらUターンするのが大変でした。
水源を利用の際は、マジで注意してください!
【休憩】コッコファームたまご庵レストランでゆったり出来ます。
引用元:コッコファームHPより
コッコファームには物産館やレストランがあり、県内外から多くの観光客が訪れています。
このレストランのオムライスは、個人的に大好きなメニューです。
さすが新鮮な卵を使っているからだと、毎回感動させられます!
車などでお越しの際は、ぜひ「たまご」をお土産にいかがでしょうか。
※さすがにバイクで、たまごを持って帰るのは無謀だと思います。
近くに釣り堀やキャンプ場もあります
若木水源の近くには「蛍ヶ池 自然釣り堀りセンター」や「四季の里旭志 キャンプ場」といった施設があります。
夏や行楽シーズンには、家族連れが多く訪れているようです。
気になった方は、訪れてみてはいかがでしょうか?
冷たくて、森の中で涼しきもある「若木水源」
森の中にたたずむ水源なので、クルマの音や生活音がほとんどしない水源です。
訪れた日の風が強い影響なのか、歩道に落ち葉が落ちていますが定期的に整備が行き届いているのでしょうか、水源まで安全に行くことが出来ました。
くまもと名水100選に選ばれた際の「認定証」の石碑が出迎えてくれます。
認定証の右奥に記念碑がありました。
結局読めませんでしたが、「塚原耕地〇理記念碑」と書いてあるのでしょうか?
もし「〇」の部分が解かる方がいたら、ご一報ください!
認定証から掛かる橋を渡ると、正面に『水神様』が祀られています。
その左横(茶色の賽銭箱)から水汲みが出来ようになっています。
恒例の水温チェックは「15.5℃」
水源に訪れた時の最高気温が「33℃」となっていました。
訪れた時間が午前9:30くらいだったので、気温的には28~30℃くらいだっと思います。
そんな中での水温「15.5℃」は本当に冷たかったです。(ポリタンクがすぐ結露する)
すごく喉が渇いていたので少しだけ飲みましたが、冷たくてまろやかなおいしい水でした。
水が湧き出ているのが、まじかに見れる
写真では、かなり解りずらいですが池の底から水が湧き出ているのがまじかで見れます。
決して大きなため池ではありませんが、あちらこちらで湧き上がっています。
私が水源巡りをしていて感じるのは、池の底から湧き出る姿を見れる水源は意外に少ないです。
整備されればされているほど、水が大地から生まれる様子は見ることが出来なかったりします。
まさに大地から水が誕生しているのを見ることが出来るのは、水源巡りしていても意外に貴重なんですよ。
【まとめ】菊池の隠れた名水「若木水源」でした
今回の「若木水源」はいかがでしたでしょうか?
おいしい水が滾々と湧き出ていますが、周辺の水源に比べると駐車場やアクセスなどで不利な水源なので、地元でも知らない方もいらっしゃるようです。
ただ、この菊池市若木地区の市民の飲み水や農業用水として昔から大事にされていた水源であるのは間違いありません。
多くの方がレポートしたことがある水源も素晴らしいですが、この「若木水源」のような地域密着型の水源も素晴らしいと思っています。
上記の写真のように、道幅がびっくりするほど狭いおかげで帰りのUターンが大変でしたが。。。
もしかすると、知らないだけで皆さんの地元にもこのような水源があるかもしれませんね!
総合評価:64/100点
総合評価は、高い部類には入りません。
交通量が多い道路に面していないので側道に停車しても問題はなさそうですが、駐車場が無いと厳しいですね。
ただ周辺に、遊ぶ施設は多いので家族連れで軽い観光には良いのかもしれませんね!
追伸
この水源巡りのブログでは、「立つ鳥跡を濁さず」「来た時よりも美しく」を進めています。
いっけん豊かな水源は、湧き続けていて無限の資源のように感じるかたもいるかもしれませんが、水は大事な有限な資源です。
もし、このブログを読んで水源に興味を持たれた方がいたら、ぜひ落ちているゴミも持ち帰っていただけると嬉しいです。
皆さんで自然の恵みである水源を楽しんで維持していきましょう!
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